議会報告
平成28年 第4回定例会 一般質問

甲田 ゆり子 議員

子ども版地域包括ケアシステムを構築せよ

質問

孤独な育児をしている方に縦横に切れ目ない支援を行うため、区として子ども版の地域包括ケアシステムを作る必要があると考える。民間で行っているサービスの活用体制もよく検討し、介護でいうケアマネージャーのように、区の職員が子育ての各ステージに合わせたサービスの情報提供をしたり、アプローチ型で地域の担い手の掘り起しを積極的に行っては。

区長

区が目指すケアシステムは、子どもから高齢者まで切れ目なく一貫した相談等を受けられる体制の整備である。今後、すこやか福祉センター等の職員がアウトリーチ機能をもち、子育て支援活動の担い手の支援もしていく。

家庭養護に重点を置く支援を

質問

社会的養護が必要な児童の約9割が児童養護施設に入所しているが、施設で育つほとんどが愛着障害を持ち、期間が長いほど修復に時間がかかる。

  1. 27年度に児童相談所が一時保護をした28人中8人が入所したが、区の認識は。
  2. 家庭養護に重点を置いた親子支援体制を検討すべきだが、里親のような人材育成ができるかが試金石になるのでは。

区長

  1. 児童相談所の判断であると認識している。
  2. 安全が確保される場合は家庭的な環境で養育することがすこやかな成長に重要と考える。地域に根付いた里親の開拓・支援の方策など検討したい。

総合的ながん対策を実施せよ

質問

  1. 医療機関と在宅をつなぐ、気軽に相談ができる窓口が必要と考えるが、がん対策基本法に則(のっと)り、どう推進するのか。
  2. 在宅での緩和ケアの受け皿やサポート体制に課題があると考えるが、改善策は。
  3. 区全域の小中学校でがん教育を一層推進する方策を検討しては。
  4. 総合的な政策や計画が必要な時期に来ているのでは。

区長

  1. がん診療連携拠点病院等との連携や、地域でのケア体制を踏まえた相談窓口などを検討する。
  2. 医療、介護の多職種・多機関連携の推進や区民理解の促進などを検討する。
  3. 全小中学校の保健体育でがんについて取り組んでおり、今後も積極的に取り組む。
  4. 国の動向を注視しつつ、がん総合対策についての施策・体制を検討する。