令和2年第1回定例会 一般質問
南かつひこ

2020年2月18日

公明党議員団
南かつひこ

 

1.区長の施政方針について
(1)中野区都市計画マスタープランの改定について
(2)(仮称)地域包括ケアシステム総合計画の策定について
2.西武新宿線連続立体交差事業と沼袋駅周辺まちづくりについて
3.高齢者施策について
(1)認知症対策について
(2)8050問題について
4.小児初期救急医療体制と医療的ケア児者への支援について
5.日常生活用具給付等事業について

 

 

沼袋駅周辺まちづくりを問う

質問

区画街路第4号線の整備にあたり、拡幅された道路の全体像を示すことで、地権者も安心感が持て、用地の取得交渉も進むのではないかと考える。「道路基本構造」の警察との協議は現在、どの程度進んでいるのか。

 

答弁

警察との協議は昨年10月末の現地実査を踏まえ、各交差点の検証作業などを行っている。

 

 

質問

用地の取得交渉を加速させるためにも、相談窓口の設置は欠かせない。地権者個々の相談内容に応じ、弁護士や司法書士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に繋げる相談体制が必要と考えるが、区の見解は。

 

答弁

令和2年度から、現地に相談窓口を開設し、生活再建相談を通じて早期移転に繋げる。

 

 

質問

用地取得交渉の体制強化が必要であり、まちづくり部署の充実・強化が求められる。令和2年度の区の執行体制は。

 

答弁

組織改正により、用地測量から建物等調査、用地取得交渉、契約へと一連の作業を担える組織に強化再編する考えである。

 

 

 

高齢者施策を問う

質問

これまでも強く求めてきた認知症の無料検診について、現在の検討状況は。

 

答弁

認知機能検診の令和3年度実施に向け、検討を始めた。他自治体の動向も注視し、費用負担を含む詳細な制度設計を行う。

 

 

質問

区の徘徊高齢者探索サービスや認知症高齢者等個人賠償責任保険事業等をパッケージ化し、区民にもわかりやすく「包括的に揃そろっている」と思える制度とすべきと考えるがどうか。

 

答弁

認知症施策全体の検討を進める中で、工夫と改善を図る。

 

 

 

日常生活用具給付等事業の充実を

質問

網膜色素変性症の方々にとって欠かすことのできない暗所視支援眼鏡を日常生活用具給付事業の対象品目に加えるべきと考えるがいかがか。

 

答弁

他自治体の給付状況も参考とし、対象品目とすることも検討したい。