令和4年 第1回定例会一般質問 小林ぜんいち
2022年2月16日
公明党議員団
小林ぜんいち
1 中野区基本計画を問う
2 危機管理対策を問う
3 地域開放型学校図書館を問う
中野区基本計画を問う
質問
中間見直しは抽象的な記載で、変える要素すら見いだせない。5年という短いスパンでは、十分な取り組みや検証を行えないと考えるが、具体的に何を改定するのか。
答弁
新型コロナの影響で特に計画期間後期の財政見通しが不透明な状況であることから、令和5年度の財政見通しが明らかになった際には、前期2年間の進捗、更には構造改革の進捗状況等を踏まえ、見直しの必要性を判断する。
危機管理対策を問う
質問
「オミクロン株感染拡大に係る事業継続計画の緊急点検等について」の報告が委員会でされたが、具体的に何をするのか示せておらず、当面の保健所へ応援を行う職員の人員割り当ての決定のみである。この調査結果を基に区全体として業務の優先順位を決め、想定される感染拡大の段階、フェーズごとに区民にお知らせし、理解と協力を得るべきである。想定欠勤率20%の想定と根拠は何か。
答弁
都の要請による「10%を越える従業員の欠勤」及び保健所等への応援要員を踏まえ、各部各課ごとに20%の欠勤を想定し、点検した。
質問
昨夏の感染拡大から、第5波が一段落していた昨年末までに、検討・決定する時間が充分にあったにも関わらず、何も決定されていない理由は何か。
答弁
中野区政のBCPに基づき、第5波以降感染が拡大した場合の保健所業務への更なる応援体制の確保に向けた各部各課の事業の休止・縮小等を事前に検討し、オミクロン株の感染急拡大についても事業継続計画の緊急点検や保健所応援職員の派遣等具体的かつ迅速な対応を図ってきた。
地域開放型学校図書館を問う
質問
今年4月に新校舎に移転する令和小学校の地域開放型学校図書館は当面開設を見送るとし、図書館設備の活用方針は示されていない。極めて場当たり的な対応ではないか。
答弁
学校と調整を図りながら検討を行っており、第二図書室や児童の活動スペースとする等、当該校の児童に有効な活用方法を考えていく。