令和5年第2回定例会 一般質問
久保りか
2023年6月24日
公明党議員団
久保りか
1.区長の行政報告を問う
2.孤独・孤立対策を進めよ
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質問
非課税ではない低所得者も対象とする、区独自の給付金事業を会派として要望してきた。区の見解は。
答弁
令和5年度価格高騰支援給付金で区独自の対象として家計急変世帯を含めた。今後も支援策について検討する。
質問
実現可能な学童クラブ待機児童解消のための緊急対策を進める必要がある。柔軟かつスピード感を持ち、組織体制も強化し、待機児童解消に取り組むべきでは。
答弁
喫緊の課題であると認識している。解消に向け、区の組織体制を強化し、早急かつ重点的に取り組みを進めていく。
質問
児童虐待を未然に防止するために、養育相談等を行う保育ソーシャルワーク事業は、区内保育園を支える事業としても効果が高く、事業の継続が望まれる。令和6年度以降の事業の継続と取り組み強化についての考えを伺う。
答弁
次年度以降、事業を国のスキームで行うのは難しい状況となっているが、区の独自事業として事業を継続する必要があると考える。養育相談等において要支援家庭と思われるケースがあった場合は関係機関との連携を強化し、虐待の未然防止に努める。
2.孤独・孤立対策を進めよ
質問
孤独・孤立対策推進法の成立を受け、対策を推進するための体制として区の協議会設置は必須であると考えるが区の見解は。
答弁
協議会の設置を検討していく。
質問
中野区は単独世帯が極めて高い状況にある。15~64歳を対象とし、以前実施した「暮らしの状況と意識に関する調査」の結果を今後の取り組みにどう活用するのか。
答弁
自らSOSを発信出来ない人の存在が調査で明らかになり、ハイリスクアプローチの強化と、ポピュレーションアプローチの拡充が必要であると捉(とら)えている。
質問
国は、地域の実情に応じた対策推進等を目的として「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」を実施している。区も本事業を活用するべきでは。
答弁
事業活用も視野に入れ、孤独・孤立施策を構築していく。