令和5年第3回定例会 一般質問
甲田ゆり子
2023年9月15日
公明党議員団
甲田ゆり子
1.切れ目のない子育て支援の更なる充実を
2.地域の防災力向上を図れ
3.認知症施策を問う
1.切れ目のない子育て支援の更なる充実を
質問
国が令和6年より自治体に求めている、包括的な子育て支援体制構築のための「こども家庭センター」設置とサポートプラン作成を、どう考えているか。
答弁
すこやか福祉センターをこども家庭センターとして位置づける考えであり、サポートプラン作成のため、現行業務とのすり合わせや実施体制の確保などを検討している。
質問
児童館政策の考えを改めたなら、中高生強化型の児童館についても、中高生の居場所機能のコンセプトを打ち出し、示すべきでは。
答弁
中高生世代の意見を踏まえ、中高生機能強化型児童館の運営内容等を明らかにしていく。
質問
里親家庭では、高校・大学進学の際の入学金や授業料を立て替えている。里親の負担軽減のため、改善すべきでは。
答弁
都区間で情報共有し、必要に応じ、国への申し入れ等についても検討する。
2.地域の防災力向上を図れ
質問
定期的な開催等ができていない避難所運営会議には、より厚い支援をするべきでは。
答弁
積極的に支援していく。
質問
他の防災組織での好事例を情報共有するなど、防災会のニーズを把握し、取り組みが促進されるような支援策を検討するべきではないか。
答弁
地域防災住民組織連絡会議で好事例等を発表してもらい、防災会の間で情報共有できる機会を設けていく。
3.認知症施策を問う
質問
本年6月に成立した認知症基本法の目的と理念に基づき、区市町村の努力義務とされている認知症基本計画を策定すべきでは。
答弁
今年度策定予定の健康福祉総合推進計画の中で、個別計画の一つとして位置づけることを検討している。
質問
判断能力のある間に、複雑な問題に対応してくれる伴走者や選択肢を示すコーディネーターが必要である。早い段階からの相談支援として、伴走支援者の充実を図る必要があるのでは。
答弁
専門的な権利擁護機関との連携を強化すると共に、人材育成を行っていく。