令和5年第3回定例会 総括質疑
小林ぜんいち
2023年9月25日
公明党議員団
小林ぜんいち
1.令和4年度決算
2.リトルベビーハンドブック
3.アピアランスケア
4.地域包括支援センター
1.令和4年度決算
質問
債務負担行為は、平成30年から増加し続け、令和4年度末には566億円に膨れ上がっており、一種の借金であると考えるが、区の見解は。
答弁
翌年度予算を縛るもので、特定財源を確実に確保し、負担を抑える必要があると考えており、適切に対応したい。
質問
現在の予算規模の増大や物価高騰下で将来負担を考えると、公債費負担比率の10%を下げるべきではないか。
答弁
基金と起債をバランスよく活用しており、10%の範囲内で運用していきたい。
質問
令和4年度は、新型コロナ対策を行う年度であったにもかかわらず、歳入歳出は好調で、良好な決算としている。大幅な余剰金を基金に積み上げたことで、財政運営上は健全としているが、基金の当初予算化と余剰金の基金繰り入れは、プロセスの面で大きく異なるものである。当初予算の段階で基金積み立ての予算化を図るべきで、予算の執行率を十分に踏まえた上で予算編成を行うべきでは。
答弁
予算精度を向上すべきと考えており、基金の積み立て等については、当初予算編成時に計上するように努めたい。
2.リトルベビーハンドブック
質問
母子手帳に、リトルベビーの成長を記録できるハンドブックを作成し、活用しては。
答弁
令和6年3月に作成し、配布できるよう検討している。
3.アピアランスケア
質問
がんを患う方から、様相が気になるが、ウィッグ等の購入は経済的に苦しいとの声があった。補助の検討状況は。
答弁
都の補助事業の対象でもあり、令和6年度からの事業開始に向け検討している。
4.地域包括支援センター
質問
相談が多様化し、現状の人数では、事業者も厳しいと考える。体制を見直しては。
答弁
2025年問題に対応するため、人員配置基準を含めた見直しや改善を図っていく。