令和6年第1回定例会 総括質疑
日野たかし

2024年2月22日

公明党議員団
日野たかし

 

1.令和6年度予算
2.迅速なボランティア受け入れ
3.区有施設の廃棄物処理

 

 

1.令和6年度予算

質問

新たな財政運営の考え方では、基金積み立て計画はあっても、歳入次第で計画的に積み立てができない。確実な積み立てのため必要な基金を優先して積み立てるべきでは。

 

答弁

基金残高の一定額の確保は重要だが、区民サービスに支障がないよう、様々な状況を踏まえ、適宜適切に財政配分を考え、持続可能な財政運営を進めていきたいと考える。

 

 

質問

令和6年度の情報システムに係るランニングコストは21億6千万円余となる。特に新庁舎窓口に係る経常経費は3億円近く増えるが、システム導入による人件費の削減がなければ導入の効果がわからない。窓口での人件費等の削減についてどう考えているか。

 

答弁

業務効率化により超過勤務時間等の減少が期待でき、人件費等経費の削減につながる可能性もあると考えている。

 

 

 

2.迅速なボランティア受け入れ

質問

2月5日に能登半島地震の災害ボランティアに行ってきたが、被災地では1月の早い時期に、地元の方に限定したボランティアを募集している基礎自治体があった。仮に中野区が被災した場合、早い時期にボランティア活動ができるよう、受け入れ対象を区内在住者限定等にするなどの検討を行ってはどうか。

 

答弁

ボランティアの受け入れは、中野区社会福祉協議会が設置するボランティア本部が行うことになるが、区内限定のボランティア募集について、中野区社会福祉協議会と協議しながら検討していきたい。

 

 

 

3.区有施設の廃棄物処理

質問

川崎市では庁舎建て替え時の什器の処理を、廃棄物とリサイクルできるものに分けることで、大きく処分費用の削減を図った。中野区の区有施設でも同じような手法で実施することを検討しては。

 

答弁

他自治体の事例等も踏まえ、縮減できる手法を研究していきたい。