平成31年第1回定例会 総括質疑
甲田ゆり子

2019年2月27日

公明党議員団
甲田ゆり子

 

1.平成31年度予算(案)について
 (1)子育て支援について
 (2)木造住宅密集地域の不燃化・耐震化について
2.障がい者の施策について
 (1)医療的ケアのための非常用電源設備について

 

 

妊娠・出産・子育てトータルケア事業

質問

トータルケア事業の源となるかんがるープラン作成のための面接は全体の何%が受けているのか。

 

答弁

平成28年度は約70%、平成29年度は約73%である。

 

 

質問

面接を受けなかった方について、把握、支援は行っているのか。

 

答弁

区の保健師が家庭訪問を行うなどして、確実にフォローを行っている。

 

 

質問

産後ケア事業も家事支援事業も、産後うつや児童虐待の防止につながるということを肝に銘じて推進していただきたいが区の見解は。

 

答弁

子育ての孤立感や不安感の解消を図ることにより、産後うつや児童虐待の予防を目的としている。今後もトータルケア事業全体にしっかり取り組み、誰もが安心して出産や子育てを行うことができる環境を整えていきたい。

 

 

 

SNSを活用した相談・支援

質問

これまで行ってきた小・中学校の児童・生徒を対象とした電話相談の課題は何か。

 

答弁

相談時間が平日9時から17時に限られており、留守番電話による都の相談機関へのあっせんはあるものの、夜間や休日の対応が不十分であった。

 

 

質問

SNSを活用した相談・支援はどのような目的や効果を考えているのか。

 

答弁

直接面談したり電話で話すことに抵抗のある生徒でも、気軽に相談できることや、夜間でも相談できる環境を整えることを目指している。

 

 

 

医療的ケアのための非常用電源設備

質問

在宅で医療的ケアが必要となる、難病患者、身体障害者、重度心身障害児は、区内に何人いるのか。

 

答弁

すこやか福祉センターで把握している在宅人工呼吸器使用者は36名である。

 

 

質問

医療的ケアが必要な患者のための災害時発電機の支援はどうなっているのか。

 

答弁

各すこやか福祉センターに充電ステーションとして、全体で11台の災害時発電機を配備している。

 

 

質問

今後、希望する患者の自宅や障害児施設に自家発電機を備える仕組みはできないか。

 

答弁

活用できる東京都の補助金について情報収集しつつ、関係部署と連携しながら対応を検討したい。