令和4年 第1回定例会総括質疑     南かつひこ

2022年2月25日

1 区画街路第4号線整備
2 沼袋駅周辺まちづくり
3 空き家対策

 

 

区画街路第4号線整備

質問

収用権が認められている公共事業のために土地建物を売却した場合に受けることができる譲渡課税の特例とはどのようなものか。

 

答弁

租税特別措置法で2つの特例が規定されており、対価補償金等で代替資産を取得した場合の特例と譲渡所得から最高5000万円の特別控除額を差し引く特例がある。

 

 

質問

地権者に対して特例の内容をより丁寧で分かりやすく周知する必要があるのでは。

 

答弁

用地交渉の初期段階から周知することを心がける。

 

 

質問

コロナ禍によりスケジュールに影響が及ぶことが憂慮されるが、令和7年度完了で変わりはないか。

 

答弁

事業認可期間である令和7年度末までの完了に向けて推進していく。

 

 

 

沼袋駅周辺まちづくり

質問

駅周辺の回遊性を高める環状交通ネットワークは沼袋駅前の拠点空間整備の中で、どのような道路形態として検討していくのか。

 

答弁

用地取得をして道路整備をするのではなく、歩行者等の回遊性向上や安全で快適な歩行者空間の確保を目指しており、権利者と話し合いを重ねて在り方等を検討していく。

 

 

 

私立保育園の助成制度

質問

保育園の開設後賃借料補助の対象期間が終了し、また、待機児解消による欠員が増え、経営が苦しくなる保育園が増加する。包括的な保育園の助成制度を検討すべきでは。

 

答弁

一時預かりの新たな展開を含め、総合的な子ども・子育て支援策として研究する。

 

 

 

空き家対策

質問

老朽化の進行を踏まえた除却による耐震化を積極的に促進するために、不燃化特区などの整備区域以外における助成制度について、どのような制度設計を考えているのか。

 

答弁

改定を進めている中野区耐震改修促進計画において、木造住宅の耐震改修助成事業の対象範囲を区内全域としており、昭和56年以前の建築の空き家でも耐震診断を前提に制度の活用が可能となると考えている。

 

 

質問

空き家を活用したセーフティネット住宅の登録制度の促進を図るべきでは。

 

答弁

空き家の有効的な活用としても期待でき、不動産所有者等に向けて積極的な周知をしていく。