平成29年 第1回定例会 一般質問 南 かつひこ議員
2017年2月20日
1 所信表明について
2 子育て支援について
3 区立公園の整備について
4 高齢者による運転事故の防止対策について
公明党議員団
南 かつひこ
区長の所信表明を問う
質問
都の29年度予算案では、バリアフリーの観点から公立の小中学校などのトイレの洋式化を推進するための予算が大幅に増額され、補助金が交付されることになった。区は、この補助金を活用するとともに、小中学校のトイレ洋式化に向けた計画の前倒しを行うべきでは。
回答
31年度までにトイレ洋式化を完了する計画であるが、都の補助金の活用も十分図りながら、30年度以降の進め方について検討する。
質問
国は29年度から児童相談所の設置を目指す市区等に、児童相談所OBや開設準備を手伝う補助職員を配置するための補助金を設けることになった。区は、補助金を活用し、これらの職員の確保に努めるべきでは。
回答
国の動向について情報収集に努め、必要な支援について積極的に活用を図っていきたい。
質問
沼袋駅や新井薬師前駅周辺では、駅前を中心とした再開発事業が推進されていくが、一極集中することなく、全体的に商店街の活性化を軸にしたまちづくりが必要では。
回答
都市基盤の整備や商店街振興策なども活用しながら、既存商店街の再生に取り組み、地域全体のにぎわいの創出につなげていく。
質問
中井~野方駅間連続立体交差事業に合わせ、沼袋駅や新井薬師前駅へのホームドアの設置を西武鉄道に求めていくべきでは。
回答
西武鉄道に対し働きかけをしていく。
保育環境整備の推進を
質問
保育士の処遇改善のための補助金が適切に使われ、実際に保育士の給与の引き上げにつながっているのか、区は調査をする必要があるのでは。
回答
保育士の賃金アップのための補助金申請時には、中野区独自に賃金改善額計画書の提出を求めるとともに、実績報告時には、賃金台帳の提出を義務づけ、改善後の給与を確認している。
質問
多子世帯を支援するため、保育施設等の利用調整指数の加点を検討するとともに、区内保育園に勤務する保育士の世帯についても加点をすべきではないか。
回答
指数は、保育を必要とする実態を踏まえ、総合的に決定しているものである。30年度に向け、実状を踏まえた適切なものとなるよう検討したい。