令和4年第4回定例会 一般質問
南かつひこ

2022年11月26日

公明党議員団
南かつひこ

 

1.区の文化行政の更なる発展を目指せ
2.哲学堂公園・旧野方配水塔周辺地区の整備状況を示せ

 

 

1.区の文化行政の更なる発展を目指せ

質問

国の登録有形文化財である旧野方配水塔は、地域のランドマークとして親しまれ、外壁の補修工事を終えて更に美しく重厚感のある姿となった。保存活用計画では、限定的な内部の公開方法を検討するとあるが、現在の検討状況は。

 

答弁

公開に向けては、耐震性の確保、安全性の向上、管理方法・体制の見直し等の課題がある。文化庁や都の意見を聞きながら検討していく。

 

 

質問

区民委員会の視察で訪れた福岡県久留米市の文化芸術担当部署は、7名の職員体制である。一方、区は現在3名と心もとない。体制強化と人材育成に力を注ぐべきでは。

 

答弁

重要性は認識しており、体制強化と人材育成に力を入れていく。

 

 

質問

青森市、倉敷市、南砺市、杉並区、中野区が一堂に会する棟方志功サミットは、令和4年で開催地を一巡した。令和5年は生誕120周年に当たるが、二巡目の開催に向けて区がイニシアティブを取るべきでは。

 

答弁

二巡目の開催について協議・調整をする際には、積極的に関わっていく。

 

 

質問

他のサミット参加自治体と異なり、区には棟方志功にまつわる所蔵品がないと聞く。作品の確保に向けて尽力すべきではないか。

 

答弁

作品の多くは高額であり、保管や展示方法等に課題がある。今後も研究していく。

 

 

 

2.哲学堂公園・旧野方配水塔周辺地区の整備状況を示せ

質問

区民や来街者の回遊性を確保するため、ルート整備や案内誘導サインの設置が必要と考えるが、現在の検討状況は。

 

答弁

新井薬師前駅や沼袋駅の整備等に合わせて取り組む。

 

 

質問

区は平成30年に計画等を見直し、インバウンドを目指す方針から、区民や来街者が憩い楽しむ利活用に方針を改めた。国の方針と相反するように思うが、区の考えは。

 

答弁

相反する考えではなく、在住者、在勤・在学者、来街者の全ての方が対象と考えている。

 

 

質問

補助第26号線の整備により、みずのとう公園の面積が狭くなる。隣接する都水道局用地を拡張用地として確保しては。

 

答弁

今後も都水道局と情報交換を続けていく。