平成30年 第1回定例会総括質疑 久保 りか議員
2018年2月27日
認知症対策
質問
これからは、認知症当事者の地域貢献を視野に入れた介護サービスも増え、利用者が有償ボランティアとして活躍できる、次世代型のデイサービスのニーズが高まってくるものと思う。区内にも次世代型のデイサービスの開設推進を検討すべきではないか。
回答
初期の若年性認知症等の場合には、デイサービスと就労支援、また地域貢献等の活動の紹介など、複合的なサービスを提供できる体制の構築について、他市区町村の事例も参考に研究していきたい。
質問
若年性認知症実態調査の結果を活かし、若年性認知症を含めた認知症対策の強化を図っていくべきではないか。
回答
調査結果を踏まえ、初期段階の認知症も含め、認知症の方が安心して地域で生活できる体制を構築していきたい。
踏切渋滞と学校再編の課題
質問
鷺宮小学校と西中野小学校の統合新校は、平成35年に第八中学校の位置に開設される予定である。統合新校に通学する白鷺地域の児童は毎日踏切を渡ることになる。教育委員会として跨線橋の設置等、西武鉄道に依頼すべきでは。
回答
児童の安全のため、通学路の踏切対策について要望することを検討していきたい。
質問
統合後、西中野小学校を仮校舎として北中野中学校の改築が予定されている。北中野中学校は通学区域が見直されることになっており、全ての生徒が踏切を渡って仮校舎に通学する状況になると思うが、区の見解は。
回答
北中野中学校では、現在も踏切を渡って通学している生徒がおり、中学生については、小学生に対するほどの配慮は必要ないと考えている。
質問
中学校の仮校舎として、中学生が適正に教育を受けられるための環境整備はなされるのか。
回答
中学校教育を支障なく実施するため、技術室等の必要な特別教室の整備や、運動部活動を想定した屋内運動場の床整備等を行う必要がある。
質問
統合新校に改築する前の第八中学校を仮校舎として利用することで、スムーズに建て替えができるのではないか。
回答
第2次再編計画に基づき、平成35年度の鷺宮小学校と西中野小学校の統合の時期に合わせ、第八中学校の改修が必要であると考えている。