平成29年 第3回定例会 一般質問 小林 ぜんいち議員
2017年9月11日
2017/09/11(月)
1 中野駅周辺のまちづくりについて
2 住宅宿泊事業(民泊)について
3 子育てひろば事業について
4 待機児童解消に向けた今後の保育行政について
5 中野区内の伝統芸術・文化・音楽の伝承について
公明党議員団
小林 ぜんいち
民泊に伴う住環境への悪影響から区民を守れ
質問
①住居・生活環境を守る制限を早急に設けるべきでは。
②条例を早急に制定し、民泊を始めようとする区民に一刻も早く実施に必要な条件を示すべきでは。
③マンション管理組合に対し、マンション等の一室を使った事業者への区の指導監督について、どう周知していくのか。
回答
①住環境の安全・安心の確保に必要な区独自の制限を条例に盛り込むことを検討しており、早期に条例が制定できるよう取り組む。
②条例制定後は速やかに内容を広報するなど、届け出の開始までに事業予定者等に対する周知を行っていく。
③国は、「マンション標準管理規約」を改正し、民泊の可否を管理規約上明確にするよう促している。管理組合に対する周知は必要であり、今後検討する。
子育てひろば事業の充実を
質問
①U18プラザ中央や上高田の跡活用における同事業の運営主体は。
②新規参入事業者が運営することになっても地域で活躍してきたボランティア等は関与できるのか。
回答
①認可保育所との一体的な運営を条件に公募を行い、展開していく。
②委託事業者の募集に際し、地域との連携に関する具体的な取り組みの提案を求めていきたい。
待機児童対策の今後を問う
質問
①保育士の確保、定着及び保育士不足の解消のため、保育士職員の子どもの区内認可保育所への入所に伴う支援策を講じては。
②園庭のない保育所の遊び場の確保について、児童館やU18プラザの閉鎖に伴い、どうつないでいくのか。
回答
①保育士確保の支援強化も重要性が高く、平成30年4月の入園に合わせ、調整指数加点による方式の実施の準備を行っている。
②保育事業者からの声も聴き、近隣の小・中学校との連携も進むよう、働きかけを行っていく。
伝統芸術・文化の伝承を図れ
質問
能など伝統文化に関わる区内居住の人材を活用し、中野の未来を託す児童生徒が、伝統芸術などの伝承者や理解者となるよう取り組むべきでは。
回答
教育長 様々な地域人材の協力を得て、学習に取り組むことで、日本の伝統文化や中野の地域性を理解し、児童生徒の中から伝統を受け継ぐ人材を輩出するなど、未来につながる教育を展開していく。