平成29年 第3回定例会 総括質疑 平山 ひであき議員
2017年9月19日
1 平成28年度決算について
2 風水害対策と防災情報伝達について
3 まちづくりにおける諸課題について
4 中野区みどりの基本計画改定について
5 区立小中学校の施設整備について
公明党議員団
平山 英明
就学援助
質問
①28年度の中野区立小・中学校就学援助認定者数及び認定率について、当初認定と決算時の数値が異なる理由は。
②29年3月31日の文部科学省通知は、新入生が入学前に必要な学用品をそろえられるようにするための配慮では。
③新中学1年生について、準要保護認定を受け、入学準備が必要な小学6年生を支給対象にすることはできないか。
回答
①当初認定の数値は、4月の申請を認定とした数であるが、追加認定者が生じるため、決算時の数値とは異なる。
②就学予定者として小学校入学前の支給を補助対象にしたものと承知している。
③認定の判断基準が二重になることや、支給後、転出する人や私立学校に進学する人の扱いなど検討すべき課題があると認識している。
まちづくりの諸課題
質問
①介護保険料算定に当たり、土地の提供による一時所得は、税控除が反映されない。保険料算定に係る所得指標の見直しは、区独自の判断で今年度から実施可能だが、中野区が実施していない理由は。
②西武新宿線沿線のまちづくり等では、道路拡張を段階的に進め、連棟の一部で賃貸により事業を行っている者の事業継続希望を最大限実現するための方策を検討しては。
回答
①介護保険事業計画期間中の保険料改定は原則行えないこと、30年度に利用者負担割合等の同様の改正を予定しているためである。
②地域特性に合わせた商店街のにぎわいの再生や事業協力者の円滑な生活再建のための方策を検討していきたい。
区立小・中学校の施設整備
質問
①統合新校で導入が検討されている一足制は、検討前に教育委員会がその教育的効果を議会と区民に示すべきでは。
②改築となる小学校の校庭では、町会・自治会のイベント等においてテントを張ったり、火気を使用してきたが、新校で同様の地域の取り組みが制限されることはないか。
回答
①現在検討中の基本設計案で示すことを考えており、この段階で、議会と区民に説明していく予定である。
②校庭の材質は今後検討していくが、その取り組みに多少変更が必要となる場合、運用を柔軟に対応していきたい。