平成29年 第4回定例会一般質問 甲田 ゆり子議員
2017年11月29日
1 子育て支援について
2 相談窓口のワンストップ体制について
3 防災・震災対策について
4 哲学堂公園の再生整備計画について
公明党議員団
甲田 ゆり子
子どもの貧困の連鎖と児童虐待防止に効果的な施策を
質問
十分な教育が受けられないことによる貧困の連鎖は、何としても解消に努めなければならない。教育費負担の軽減などの経済的支援に加えて、貧困の連鎖の解消に対する効果的な対策と、明確な目標を打ち出すべきでは。
回答
様々な状況を捉(とら)え目標を設定し、対策を講じ、より効果的な支援に繋(つな)げたい。
質問
特に貧困率の高いひとり親世帯の支援制度の情報を整理し直し、分かりやすく発信すべきでは。
回答
ホームページ画面の見出しの立て方や構成など情報の質の向上に努めたい。
質問
厚生労働省は、社会的養護の子どもの受け皿について、多くを里親に担ってもらう新たな目標を公表したが、中野区では里親がいまだ13家庭しかない。里親家庭の増加目標とそのためのロードマップを定めるべきではないか。
回答
児童発達相談体制の強化を
質問
すこやか福祉センターの中に、児童発達相談の要となる心理士等を配置し、「ミニ児童発達支援室」という形で位置付けてはどうか。
回答
心理職等を活用した専門相談の強化を検討する。
コンポスト型トイレの普及を
質問
生ごみコンポストを応用した、コンポスト型トイレを普及しておくことは、住民の環境衛生を守るうえでも有益である。各家庭に、大災害時にはこのようなコンポスト型トイレにすることを勧める方法も検討し、周知しては。
回答
災害断水時に、バクテリアが排(はい)泄(せつ)物(ぶつ)を分解するコンポスト型トイレについては、特性や効果を検証したい。
哲学堂公園の整備計画を問う
質問
計画案における児童遊園の施設配置を見直すことによって、できる限りの広場面積を残すことで、ラジオ体操など健康増進の場の継続や、乳幼児親子なども楽しめる児童遊園としての更なる機能向上を検討してはどうか。
回答
健康増進活動で利用できる空間をより確保できるよう検討する。
質問
哲学堂通りから児童遊園に至るアプローチは、プロムナードとして整備すべきでは。
回答
植栽や舗装の整備による快適で魅力的な公園アプローチ空間として、公園全体の価値と魅力が高まる整備を行っていきたい。