平成30年 第3回定例会一般質問 平山 ひであき議員
2018年9月11日
区の障害者雇用を問う
中央官庁や地方公共団体による障害者雇用水増し問題は大変嘆かわしいことである。この問題が報じられた際、区に確認したところ、大丈夫、との回答であった。しかし、その後東京労働局から依頼があり区が調査した結果、障害者ではない職員が2名含まれていた。
質問
なぜ調査依頼以前に、区長が命じるなど、きちんとした調査を行わなかったのか。
回答
区は雇用に当たり、障害者手帳を確認していたため、その時点での調査の必要性はないと判断していた。しかし障害者手帳を返還するケースがあることの認識が甘かった。
質問
区が障害者の雇用の機会を奪っていたことは事実であるため、障害者雇用施策の抜本的な改革を行っては。
回答
障害者の法定雇用率達成に向け、引き続き計画的に採用を行っていく。
保育園の民営化と保育士不足解消を問う
質問
大和東保育園、仲町保育園の民営化について、安心できる事業者選定を行ってほしいとの声がある。スケジュールを見直し、改めて事業者選定から再スタートすべきでは。
回答
当該2園について、スケジュールの変更は考えていないが、保護者からの意見・要望をふまえ、事業者選定基準を明確化するなど、具体的に見直すことを検討している。
質問
保育士不足解消のため、私立園の保育士、園長に報酬の補助を行うなど、大胆な処遇改善政策を打ち出しては。
回答
今後、具体的な支援策について検討していく。
区立学校の英語教育と、施設の酷暑対策の充実を
質問
区立中学校の生徒に対し、年に1度英検の受験料を区が支援しては。
回答
今後他区の状況を参考に、本区の実態を踏まえて研究していく。
質問
区立小中学校のエアコン導入より15年経過する。来年度一斉に入れ替えを行うべきでは。
回答
耐用年数が経過した冷暖房設備の計画的な更新を検討している。
質問
区立教育施設の体育館について、早急にエアコンを設置すべきと考えるが、どうか。
回答
改築が予定されている学校の体育館については、改築時に冷暖房設備を設置していく。その他の学校は、さまざまな状況を考慮しながら、検討していく。